「夢の始まり」

2003年7月13日(日曜日)雨の心配もしていましたが、曇り空……
さとうわきこさんの「小さな絵本美術館」に、行ってきました。
さとうわきこさん:「とりかえっこ」・「ねえ、おきて!」に始まり、
「ばばばあちゃんのおはなし」シリーズや「おとうさん」のシリーズ等、
沢山の絵本を書かれている絵本作家の方です。
長野県岡谷市に本館、諏訪郡原村(八ヶ岳の麓、少し行けば清里に出ます。)に、
分館があります。

今回は、岡谷市の方へ…、私が行くのは2回目ですが、ダンナさんは、はじめてです。
私は10年程前、長女と二人始めての旅行で行きました。
絵本を堪能し、さとうわきこさんのお話しを聞き、サインも頂く等、
すばらしい時間を過ごした思い出がある場所でもあります。
(自宅横の農園で、りんごを頂きかぶりついた記憶も……)

絵本が好き…それだけでは終わりたくない……
でもこんな私に、何が出来る?
何かをしたいという想いと何も出来ない・何をしたら良いのかも判らない現実、
そして日々の生活、時間に追われる毎日……。
フツフツと沸き始めた頃に「小さな絵本美術館」との出会いがありました。
展示コーナーよりも、読書コーナーに心惹かれました。
テーブル、イス、ソファーとセッティングされていますが、
床にどっかりと座って絵本を読める安心感。
これって、子供だけでなく大人にも大切だと思いませんか?
子供は自分の目で見て、自分で選べる。(大人は座って探せる?)
今では当たり前だけれど、当時はそんなに一般的ではなかったと思います。
ゆったりとした空間に、時間は止まったかのように錯覚してしまいました。
絵本を読むという事の“心の豊かさ”を肌で感じる事ができた瞬間であったかも…
片隅の(では無く、どっかりとある)喫茶コーナーでは、スタッフ手作りのケーキもありました。

「絵本との関わり方こんなんでもいいかも……」
好きな時に来て、好きなだけそこで過ごす。
“絵本”と“空間(場所)”の提供、黙って見ているだけも大切なのでは…
望めば読んでやり、時には誘い水を向ける。
そんな一筋の道?を、見たように感じたのは、10年前この美術館に来たからです。

その後「何が出来たか…」は、「???…」ですが・・・

今回ダンナさんと一緒に来た事で、「おまえの夢、こうしたかったんだな〜」と、ポツリ…
私の夢わかってもらえ、嬉しかった!
(もちろん知っていましたし、絵本に関する研修や勉強会など送り出してくれました。
遠い場所は、方向音痴の私を連れて行ってくれるなど、積極的に応援もしてくれてます。)
でも、二人で来た事が「“ゆめ”にむかって」少し前進したような…気がします。

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